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三の酉   春旭

 11月の酉の日に鷲神社で行われる祭り酉の市。縁起物の熊手を売る露天商が風物詩になっていますね。今年は今日29日が三の酉になります。
 昔から三の酉まである年は火事が多いと言われていますね。これはどうやら、その昔鷲神社の近くに吉原があって、当時の男共がその祭りにかこつけて遊女買いに出かけるのを案じた女性陣の吹聴だという噂です。真偽の程はともかく、今夜も境内は賑わうことでしょう。

 そこで、カシャッと一句!
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     「三の酉馴染みの店の代替る」  春旭
 上記の句は大分以前に詠んだものです。これだと、写真と付きすぎるので今回句の方を下記に替えてみました。

   「賑はふも馴染みの露店代替る」  春旭
 ちなみにこの句は、以前フォト句会の俳句の兼題「時雨」の時に作ったのに没にして投句しなかったものです。オリジナルは時雨の季語で酉の市を詠んだ訳ではなかったのと、「馴染みの店」を「露店」とそこだけ替えました。何とか、付かず離れずになったでしょうか?

 時代が変われば熊手のデザインだけでなく、それを売っているオジサン、お兄ぃさん、お姐さん達の姿形も変わります。それは仕方がないことですが、いくら毎年馴染みにしている熊手屋であっても、金髪・タトゥーでスマホをいじくりながらの売り手からではどうも御利益が無さそうで買う気が失せますな~。
   

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12月例会のお知らせ

日  時  12月9日(水)18:00~20:00
会  場  京橋区民館  7号 和室
俳句兼題  「みかん」

なお出欠と俳句は12月5日までにみすずさんにメール送信して下さい 

☆懇親会  土風炉京橋店にて 20:00より

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遅ればせながら10月例会作品2点  浩助

悠々じゃないけど自適鳥渡る

定年退職した先輩などに合うと「いいなあ~、悠々自適ですね」などと軽々に言っていた自分。
ところがいざ似たような境遇になってみると、とてもそんな境地ではないことがわかります。
年金や健康や親や子の問題等々、仕事をしながら本格的な老いを迎える獏とした人生への不安。

辞書によると、「悠々」は、悠遠、悠久、十分に余裕のあるさま。 
「自適」は何物にも束縛されず心のままに楽しむこと、とあります。
前者については、親こそ長生きだけれど、我々の世代はそれほどでもなさそう。
もちろん経済的にも、十分に余裕のあるさま、とは言い難い。

とすれば後者の、心のままに楽しむこと、だけはできそう、か、な?

下五の「鳥渡る」には遠く視線を放つ写真を響き合わせたかったのだけれど
農カフェの庭をセカセカと短い視線で歩き回るトリの滑稽さに自身を重ねてリアリティーを優先させてみたもの。
コ、コ、コ、コッケイな姿をね。
最近のサラリーマン川柳ではないけれど、過剰な自虐は精神力の衰えかもしれません。
いかんいかん、反省。

幸福と裕福違う秋麗

この句もあとから考えると、説教じみた句に思えて嫌なのだけれど、本心から思ったことなので仕方がありません。
理屈ではなくて実感。
たとえば初秋の夕方、こぼれ種から大きくなったボリジの花が逆光に輝いているのを見ているだけでこんな気持ちにさせられます。
決して、「裕福」への負け惜しみじゃなくってね(笑)。
ひとにはこうしたささやかな充足感が限りなく大切に思えるときがあって、一方で今よりも高級な車が無性に欲しくなる気持ちなどもあって、それは僕の頭のてっぺんでヤジロベエのように上手にバランスを取っています。
でも、「高級な車」へ傾くココロではなかなか写真俳句はできないなあ。

さあ、明日は一滴会の六義園での吟行句会。
銀座フォト句会の皆さんとも、たまには吟行やりたいですね。





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十日夜(とおかんや)  春旭

 今日11月21日は、旧暦の10月10日にあたります。今日は田畑の神様が山へ帰る日だそうです。主に東日本の農家では、この日に「十日夜」と称する年中行事をするようです。(西日本では「亥の子」と称しているとか)
 この夜に稲の収穫や田んぼを無事守って下さったことに感謝し、山へ帰る神様にお菓子や団子餅などを供え、藁鉄砲を作って地面を叩きながら掛け声を上げて害虫害獣を威嚇しながらみんなで神様を見送るという風習です。
 因みにこの「十日夜」あまり馴染はありませんが、歳時記には冬の季語として載っています。
 
 そこで、カシャッと一句!
  十日夜1
    「山裾へシェーンは消ゆる十日夜」  春旭

 懐かしい西部劇の主人公シェーンは、悪漢共から開拓農民を守ってワイオミングの山の彼方へ去って行きました。
 田の神をシェーンに譬えました。彼が倒した悪漢共はさしずめ田を荒らすモグラ共というところでしょうか。
 何で日本土着の風習を詠んでシェーンが浮かんだのか自分でも?です。おそらくあの映画が、日本の股旅物に通じるところがあるからなのかも知れません。

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句会結果 遅れてすみません~

浩助です。
皆さん、10月例会の結果、遅くなって大変申し訳ありません。
しかも、8月分もアップし忘れていたことに気がつき(…今頃!)
2回分併せてアップします。ご容赦!

<8月例会/平成27年8月12日(水)・投句12人>
【当季雑詠/お題=和】 ※順不同/カッコ内は得票

和カフェに汗の止まらぬ親父かな…千賀子(1)
水底の戦艦大和終戦忌…彦坂(4)
盂蘭盆会母へ抹茶の和スイーツ…ふらり(1)
夏期補習英和辞典に見る迷路…春旭(3)
母と娘の和洋折衷夏料理…晃也(1)
路地裏に昭和歌謡や夏惜しむ…さちえ(2)
和の国に生まれし幸や藍浴衣…浩助(1)
秋近しがまんがまんで夫婦の和…舜水
今朝秋の舌まろみゆく和三盆…タケウマ
八月や昭和の御世を振り返る…邦彦
和てぬぐいきりりと巻きて夏の粋…伊都子(1)
夕暮れの勤行に和す蝉しぐれ…みすず(6)


<10月例会/平成27年10月14日(水)・投句11人>
【当季雑詠/お題=遊】 ※順不同/カッコ内は得票

秋の日の優遊暮れて八十路かな…舜水(2)
淋しさを遊んでみるか鰯雲…千賀子(4)
遊山船波とたわむる月砕き…ふらり
かさこそと落ち葉を踏んで陽と遊ぶ…みすず(1)
遊撃手横跳びで捕る逃げる秋…春旭
手慰むあやとり遊び秋夕べ…さちえ
信濃路の吟遊詩人蕎麦の花…晃也(3)
三遊間破る快音天高し…邦彦(2)
夕焼けの遊び心が柿の色…彦坂(1)
生きたかった子ら遊びをる秋の天…浩助(1)
鳳仙花かつて遊里の町静か…タケウマ(6)

<記録・浩助>

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みのむし5句   春旭

 12月例会兼題予定「みのむし」のお題はまぼろしに終りましが、正式に「みかん」と決まるまで、取りあえず「みのむし」もありかなと思っていくつか作っておりました。このまま廃棄処分するのも不憫なので、お目汚しですが掲載してみます。ご笑覧下さい。

 みのむし①

   みのむし4
   「みのむしやどこか似ているエンブレム」  春旭 
  
 黄色く色づいた葉が蜘蛛の糸にぶら下がって、まるで「みのむし」のように揺れているという構図です。
 どこか似ていた東京オリンピックのエンブレム騒動に譬えました。
 俳句というより、フォト575になってしまいました。作品としても少々旬が過ぎています。何年か後には何のこっちゃ?となるでしょう。

 みのむし②

  みのむし2
  「みのむしの揺れて硝子の昇降機」  春旭

 風に吹かれて揺れるみのむしの横への動きと、エレベーターの縦の動きとの対比を詠んでみました。それがどうした!?
 と訊かれても困ります。ただそれだけの事なんです。

 みのむし③

  みのむし3
  「みのむしや独り籠りて推敲す」  春旭

 天井からぶら下がった照明器具を、みのむしに見立てました。例会の俳句を詠む時は、いつもあーでもないこうでもないと苦吟します。頭の中で句が言葉が、風に吹かれるみのむしの様に揺らぎます。はい!無駄な抵抗ですね。本人も俳句の才能の無さは充分に自覚しております。(涙)

 みのむし④

  みのむし6
  「みのむしや廃家に残るローン有り」  春旭

 みのむしの蓑とこの廃家が妙に響き合い、取り合わせた次第です。余談ですが、みのむしは小枝や葉片だけを選んで地味な蓑を作っているのでは無いらしい。毛糸でも紙屑でもOKなんだそうです。みのむしを採って来て、毛糸や色紙を入れておいたところ、カラフルな蓑が出来たという実験結果があるそうです。一度観てみたいと思いますな。

 みのむし⑤

  みのむし5
  「みのむしや女将の守る老舗宿」  春旭

 みのむしは皆さんご存知のように、成長すると蛾に変身します。しかし、蛾になるのは雄だけなんだそうです。
 雌は蛾にはならずに蓑の中に留まり、そこで卵を産んで子を孵化させると蓑の下の穴から地面に落ちてその生涯を終えるのだそうです。虫とは言え偉いものです。やっぱり家を守れるのは、何と言ってもしっかり者の女性なんですなあ。古い温泉宿も、女将の努力のお陰で繁盛しているという例はたくさんありますからね。

 「みのむし」こうしてみると、どれもまともな俳句になっていないのが自分でもよく解ります。
 「みかん」なら、まともな句が詠めるのかい?と訊かれそうですが。どうも、似たり寄ったりの結果になりそうです。
 恥さらしをしてしまいました(汗)。ここら辺で失礼します・・・。

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12月の俳句兼題変更

先月の句会で12月兼題を「みのむし」と決めましたが、秋の季語でしたので変更になりました。
12月の俳句兼題は「みかん」とします。皆様、奮って作句をお願いいたします。

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Author:銀座フォト575
偶数月 第3日曜日 京橋区民館
写真に575を詠んで楽しむ会です

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