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西行忌   春旭

 平安末期・鎌倉初期の歌僧西行の有名な歌に、「願はくは花の下にて春死なむそのきさらぎの望月のころ」というものがあります。そして、その願い通りに文治6年(西暦1190)2月16日に西行は73歳で亡くなり、その忌日の一日前を「西行忌」と称すると、物の本に書いてあります。
 「きさらぎ」というのは2月のことで、現在の感覚からすると2月に桜が咲くかいな?と違和感を覚えますが、よく考えれば当時は旧暦の筈で、現在の暦に換算すると3月30日か31日に当ります。それならば、桜が咲いていても不思議ではありません。したがって、本来の季節感に重きをおいてこの作品を敢えて2月でなくこの時季にアップしました。

  西行忌
   「西行忌異郷に埋む骨太し」   春旭

 西行は心の趣くままに草庵をいとなみ、諸国を巡る漂泊の旅を続け(当時は辺境の地だった奥州にまで旅したらしい)数々の名歌や逸話を遺し、最期は河内国で亡くなりました。まさに偉大な生涯を全うしたと言えるかもしれません。
 
 さて写真のモデルのゴリラ君、遠いアフリカの地から遥々この日本にやって来て、これから多くの人の心を捉え人気者となって人々の思い出の記憶に残って行くのでしょうか。彼は異郷の地日本に骨を埋める覚悟と見た!そしてその骨は、西行の業績同様にさぞかし太いことだろう(笑)

Tag:未分類  comment:4 

4月「銀座フォト句会」

日  時  412日(水)18:00~20:00 

会  場  京橋区民館  4号 洋室 

俳句兼題  「花の雨」

なお出欠連絡・俳句は4月6日までにみすずさんに送信して下さい

 

 懇親会  「かなえ」京橋店にて 8:00より

Tag:例会  comment:1 

木の芽風   春旭

 前回のぷいと出てた春風がどうやら帰って来てくれたようで、この二三日春らしい陽気で助かります。暑さ寒さも彼岸までとは、よく言ったものですね。
 ふと気付くと、樹木の芽吹きを散見します。関東では梅の見頃は過ぎた様子ですが、代わってこれから見頃を迎えるのが桃の花です。私の住む茨城県古河市では、明日3月18日(土)~4月5日(水)まで桃まつりが開催されます。最近はTVや雑誌にも取り上げられて、はとバスツアーのコースにも組み込まれているようです。とにかく絶景ですから、お時間がおありでしたらぜひお越しください。春旭が太鼓判を押します!(詳しくは古河市のホームページを参照下さい)因みに今日辺りは3分咲き。来週の後半が見頃かも知れません。

 さて、カシャッと一句!(写真はその桃の花の蕾)
   木の芽風2
    「木の芽風子犬拾いて子が帰り」  春旭

 某国の罷免された大統領が、公邸から引っ越しをする際に愛犬を置き去りにしていってしまったというニュースがありました。何と言うこと、私には考えられません。いくら意気消沈していたとは言え、家族同然の愛犬を忘れて行くかね?本当の愛犬家なら、何をさて置いても真っ先に犬を連れ帰るはずだがな~。
 こっちは、その逆の句です。拾って来たのは当時小学1年生の我が娘達。学校からの帰り道に捨てられていた雑種の子犬を拾って来ました。悪ガキ共にいじめられているのを、見て見ぬ振りが出来なかったらしいのです。親としては生活が一杯で、犬を飼うどころではなかったのですが、娘達の懇願に負けて飼うことになりました。その犬はコロと娘達に名付けられて、10年間彼女たちの最初のパートナーとなったのでした。

 因みにこの句は、以前タケウマさん達が催されていたIT句会に投句させて頂いたものです。その時、千賀子さんの憧れ憧舟さんや我がフォト句会仲間のみすずさんを始め多くの方に選句して頂きました。あらためて感謝申し上げます。

 

Tag:未分類  comment:2 

春風は何処へ  春旭

   帰らざる春風
   「ぷいと出て春風未だ帰らざり」   春旭  

  先週辺り2、3日暖かい日が続いて、もうこのまま本格的に春の到来かと喜んだものでしたが、そうは問屋が卸してくれませんでしたね。
 天気予報では、ここしばらく気温の上昇は期待薄とのこと。春風に何か気に障る様なことがあったのでしょうか。一日も早くご機嫌を直してお帰り頂きたいものですね。

 このフォト575は4年前の4月例会にて発表させて頂いた作品です。ようやくアップして日の目を見ました。春風に出て行かれてしまった後の、ちょっぴり寒く寂しい心情を写真で表現しました。
 当日、句の「ぷいと出て」がいいとお褒めに与りましたが、この措辞の出典は、植木等の「ハイそれまでよ」の3番の歌詞です。♪ひとこと小言を言ったらば、プイと出たきりハイそれまで~よ♪が元です。ナツメロも無駄にはなりませんね。
 おっと!とんだ種明かしをしてしまいました。これじゃ、作品のムードをぶち壊しですね。お赦し下さい(汗)

Tag:出展作品  comment:2 

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銀座フォト575

Author:銀座フォト575
偶数月 第3日曜日 京橋区民館
写真に575を詠んで楽しむ会です

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