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8月例会作品 千賀子

   ぎりぎりセーフでしょうか?遅くなりました。

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      黄泉へ立つ知らせ受け取る残暑かな

  マリメッコというフィンランドのデザインブランドの展示会を観に行った時に撮った写真を使いました。
  モノトーンに、つい喪と結び付け暗い句になってしまいました。

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     秋立つや一人遊びも上手くなり

  展示会の中です。
  連れだっても良いですが、一人鑑賞を楽しむのも楽しいもの。
  一人遊びの醍醐味がわかってきました。
  群れない男性諸氏には、何のこと?だったでしょうね。

Tag:未分類  comment:3 

8月例会作品  春旭

 8月例会作品①

  喪の家
   「喪の家は犬まで寡黙夕蛍」  春旭

 8月はお盆月でもあったので、兼題句もこの作品もそういった方向の作品になってしまいました。
 私の近所の、あるお宅を句の題材にさせて頂きました。
 このお宅では、最近ご不幸がありました。その粛々と通夜が行われている中、家族が哀しみに暮れているのは言うまでもありません。そこに意外や意外、普段はうるさいぐらいに通る人を吠えまくるこのお宅の飼い犬までもが、主人を喪った哀しみからかただ静かに通夜の客を迎えている姿に胸を打たれました。
 裸電球を夕蛍に見立てて、句に取り合わせました。きっと亡くなった飼い主が夕蛍に転生して、愛犬に逢いに来ているのだろうとご想像ください。
 この作品に、幸恵さん、笑子さん、川崎さん貴重な一票をありがとうございました。




 8月例会作品②

 ガラッと作風を変えて・・・

  炎帝の咆哮
   「炎帝の咆哮刻む海馬かな」  春旭

 このところ何年かの夏は、猛暑・酷暑の毎日でした。今年は梅雨寒の日が続いた所為か、いくらか凌ぎやすい夏かと思われましたが、ところがどっこい梅雨明けと同時に猛暑に襲われてしまいましたね。
 原因は、この夏をつかさどる神「炎帝」の仕業なのです。いかにも、いかにも凄そうな顔でしょう。まして、その咆哮ときてはとても太刀打ち出来ませんな。(もうグッタリ!)そして、今年の夏は猛暑・酷暑だったと、人々の記憶に鮮明に残るのです。

 *「海馬」とは、大脳皮質の一部で記憶に関係するといわれている器官。
 *写真は、3、4年前の銀座某デパートのディスプレーを「炎帝」に見立てました。通行人や余分なものが写り込まないようにシャッターチャンスを待って、アップで狙ってシャッターを切りました。
 この作品に、千賀子さん貴重な一票をありがとうございました。

Tag:例会作品集  comment:4 

8月例会俳句部門作品 ふらり

敗戦日

営々と屍引く虫 敗戦日

この場面は、蝶の死骸を蟻が引いて居る場面ですが、これを見たときに上五中七の大体の骨格は出来ました。

ただ、写真俳句であれば絵柄から、何が何を引いて居るかは一目瞭然なのですが、俳句の場合、それが分かるかがポイントでした。 蟻を使うと他の季語が使いずらくなるので、蟻を使わずに蟻を連想させるために、上五を黙々とするか粛々とするかも考えた時に、一番暑さの中で汗を流して居る感じが蟻を思わさせるのではと、営々を使ってみました。

下五の季語は、暑さを感じさせる猛暑などの季語も考えたのですが、それよりも終戦日や原爆忌など具体的な方が、この場面を通して何かを連想させるのではと考え、その中で終戦日だと単に記念日という感が強く死や死体へのイメージが比較的薄いのに対し、原爆忌とすると原爆で亡くなった方と直接的にイメージが重なりすぎるかと思い、その中間的に敗戦日としてみました。

俳句としては、重苦しい句にも関わらず、一票をいただいたみすずさん、川崎さん、有難うございました。

Tag:例会  comment:4 

8月例会俳句  春旭

 8月例会の俳句部門の兼題は「晩夏から初秋の頃の雑詠」」ということでした。

 では、その写真付き拙句を・・・。

  敗戦の語り部
    「敗戦忌語り部一人また送る」  春旭

 雑詠ということで、「敗戦忌」の季語を選択しました。
 8月15日は、ちょうど月遅れのお盆に当たります。私の住まい居る市では、毎年8月14・15日の両日「夢あんどん」と称して灯籠を灯して水に浮かべ、亡き人の冥福を祈るという催しが行われます。流灯会と違い灯籠を川にまでは流しませんが、内容はそれに似たものです。
 今年亡くなった母は、太平洋戦争時に女子勤労奉仕隊として軍の無線施設に配属されていたとかで、その時の苦労話や空襲の怖さ悲惨さを常々語っておりました。私などは、もう耳にタコで最近は余り身を入れて母の話を聞きませんでしたが、今思うともう少し耳を傾けてやれば良かったと些か後悔しています。

 この句を並選に採って下さった石田さん、ありがとうございました。それと、ちょっと照れるけどミズキ、サンキュー!(苦笑)
 *フォト575作品は、都合により後程アップ致します。

Tag:例会  comment:2 

8月例会作品  耕人

粋人の家長は不在夏座敷

ここは個人の家ではなくて三渓園の近くのお店です。
風が良く吹きぬけ、清潔に掃き清められた畳といった
まさに、絵に描いたような〝夏座敷〟でした。
お店だとバラすのは面白くないので、洒落た籐椅子に
粋で趣味の良い不在の主人を座らせて
上手に〝嘘〟をついたつもり。


白南風や母のハミング処女航海

浅草から出ている水上バス。
デッキは家族連れで混んでいましたが
少年だけを画面に入れて小さなストーリー作り。
梅雨明けの南風のあまりの気持ち良さに
つい口を突いて出たふだん聞いたことのない母のハミング。
その小さな驚きと共感で少年が少しオトナになるという設定。
少年のささやかな〝処女航海〟の旅…。
ハービー・ハンコックの同名のアルバムからヒントを貰いました。

実はこの句は先に違う写真(下)と組み合わせていました。
少し不思議で変な写真なのですが(笑)、自分ではこちらの方が気に入ってました。
でも、ちょっと画像をレタッチしすぎてプリントの色がうまく出ずに、没。
過ぎたるは及ばざるがごとし、の悪例ですね。
でも、自分では捨てがたいのでアップさせてくださいね。
この写真だとまた違う意味と解釈ができそうですね。

×白南風や母のハミング処女航海Ver2













Tag:未分類  comment:1 

8月例会作品  彰典

炎天を耐ふるにあらずただ不惑

この人形は5ⅿほどの高さの釈迦の像です。
群馬の「たくみの里」にありました。
釈迦の右手を広角レンズで大きく写すことで、
何か衆生に教えをたれているように撮影。
よって、この句は釈迦の独語ということになります。
衆生の問いに対する釈迦の答えです。


白昼の黙(もだ)秋声の夜もすがら

骨董屋からすでにはみ出している七福神のもろもろ。
白昼はこんなに放置状態で黙っているけど
夜ともなれば神々の不平不満がぶつぶつ夜もすがら。
聞くともなしに、秋の声となっていくという物語です。
後ろの看板に、言うは易く行うは難し、という文字も。
ひとつのパロディーとして、この場面には効いているのでは…。

Tag:未分類  comment:3 

8月例会作品 悳子

美らの海
美(ちゅ)らよりのナポレオンフィッシュ爽やかに

都会の真ん中の「銀座ソニーパーク」に涼を呼ぶ色鮮やかな熱帯魚およそ
1,000匹がエメラルドグリーンの沖縄美らの海からやってきました。
期間限定のこのイベントはもはや銀座の夏の風物詩となっています。
「Sony Aquarium 2019」 7月26日より8月18日
この熱帯魚の中でもメインキャストはナポレオンフィッシュ。
優しく人懐っこい瞳に癒されます。
この日は朝から夕立が降り滑り防止のテープが張られ厚い水槽越しで私の腕では
ピントが合いません。
彼?彼女の目に銀座はどの様に映ったのでしょうか?



青嶺
ゴンドラと雲かけのぼる青嶺(あおね)かな

最近はやりの山ガールには勿論ほど遠く利用できる乗り物をすべて使って夏山へ。
リュックには高山植物ミニ図鑑も忍ばせて。
街中のお花も全く詳しくありませんしすぐ名前も忘れます。
でも確かめる楽しさが最近やっと分かってきた様な。
夏山の湧き立つ雲にも魅了されます。

Tag:例会作品集  comment:4 

8月例会作品    みすず

クーちゃん4


    ときめいて人待つ心枯れてない

最近家に居ついている猫ちゃん、名前は「くー」メスです、非常に猫らしい猫・・
抱っこが嫌い、怒りっぽい、でも家の連中は大の猫好きなのでそこは容認して
います、時々2~3日消えますが又戻ってきて当たり前のような感じでのさばって
いて「ちゃちゃ」を恫喝したりして・・・でもやっぱり「猫が好き」いなくなると寂しく
家の猫ではないのに帰りを待ちわびているこの頃です。
写真は「ちゃちゃ」の様子を伺って立ち上がった所をパチリ!・・携帯写真です。


永らえて

永らえて去年の花野に逢いに行く

花はヒメジョオン・・毎年、花や蝶を見に湯ノ丸高原に行きます・・・
昨年は「来年も元気でここに来られるかしら」と思いつつファインダー
を覗いていました、お陰様で今年もどうやら元気で高原の空気を吸う
ことが出来ました、蝶も花も変わらず迎えてくれました・・来年も又!

Tag:出展作品  comment:2 

八月例会作品② & 俳句部門  笑子

s-噴水となりて躍動せよ恋よ

噴水となりて躍動せよ恋よ  笑子

写真は群馬県前橋市の敷島公園バラ園です
見つめあう可愛い二人の像の間に噴水を撮りました

男の子の後ろ手には薔薇の花束らしきものが見えますね
小さな恋のメロディが聞こえてきそうです
男の子の一言でこの小さな恋が盛り上がるのかな!!
そのときに後ろの噴水が勢いよく高く湧いたらドラマテックだろうな~
さぁ勇気をだして!なんて(笑)一人盛り上がりつつ作品としてまとめてみました

***************

俳句部門
「ただならぬ恋の逢瀬のサングラス」 笑子

「ただならぬ恋」というところがひたすらポイントの俳句です
大きなサングラスをかけて変装してまでも
逢瀬を重ねたい相手とは。。。???(笑)

K先生、ありがとうございました(*^-^*)

Tag:例会作品集  comment:1 

八月例会作品① 笑子

s-当分に西瓜切られて子沢山

等分に西瓜切られて子だくさん   笑子

写真は 世田谷区にある豪徳寺
猫ちゃん好きにはたまらない 招き猫のお寺として有名です

ずらりと並ぶ大小の招き猫を眺めていると。。。あら
麦わら帽子を被った可愛い小さな子が目に留まりました
「麦わら帽子」と云えば夏!これで写真の中の季節感はOK
小さな子の横にはお兄さんお姉さん、その前には赤ちゃんかしら
というと後ろはお父さんお母さんね(^^)vと頭の中には大家族が浮かんできました

ここへ夏と云えば!という西瓜を合わせて賑やかな夏のワンシーンを思い浮かべつつ
フォト俳句作品にしてみました
この作品に共感してくださった皆さん、ありがとうございました(*^-^*)







Tag:例会作品集  comment:2 

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銀座フォト575

Author:銀座フォト575
偶数月 第3日曜日 京橋区民館
写真に575を詠んで楽しむ会です

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