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今だから話せること   春旭

離職
 「離職の日雑踏に聞く冬の音」   春旭

 時間が経過したことによって、話せるようになるということがあります。
 私は今から二十年程前に失業者の一人となったことがあります。
 その経緯は省きますが、多額の借財を抱え、妻子も抱え、四十も越え、特別秀でた能力がある訳でも無く、おまけに当時はバブル崩壊の真っ最中で、来る日も来る日も足を棒にして職捜しを繰り返しておりました。それこそ、これからどうしようという感じでした。男としてのプライドも、ズタズタでしたね。
 ちょうど今頃の季節です。暗い気持ちでハローワークを出ると、どこからかクリスマス商戦のBGMが聞こえて来たのです。
 「職安を出れば世間はクリスマス」などと今なら575を作ったかも知れませんが、当時の私にはクリスマスソングが北風や木枯らしの音に聞こえました。
 幸い捨てる神あれば拾う神ありで、今は何とか笑って暮らせております。
 フォト575というものに巡り合えて、また、そのご縁で皆さんと出会え、こうして愉しい日々を過ごせるとは、当時の私には想像も出来ませんでした。
 時間は何事も癒してくれると言いますが、ある意味本当です。
 私事で長いコメントになりました。お赦し下さい。

Tag:未分類  comment:2 

Comment

浩助 URL|
#- 2014.12.18 Thu00:40
捨てる神あれば拾う神あり…
まったくそのとおりですよ、春旭さん。
自分がやりたいことの周辺で地道に努力さえしていれば
運や人の力で案外どうにかやっていけるものですよね。

僕も10年前、小さな出版社をスピンアウトして
不安な気持ちを抱えたこともあるけれど、
いまは「生きてるだけで丸儲け」なんて開き直り、
ニコニコ笑っていられるのが不思議なくらいです。
辛い時代も時が笑い話に変えてくれる、ってやつでかね。

もっとも、相変わらずおカネには縁がありませんが(笑)。
なので、これからもっぱらQOL(クオリティー・オブ・ライフ)
“人生の質”を高めることに精を出そうと考えてます。

俳句も写真も、そのための絶好の友です。
春旭 URL|
#- 2014.12.18 Thu16:25
 浩助さん、お金に縁が無いのは私も一緒です。(笑)
 人間は、それぞれ幸せの基準というものを決めておいた方がいいように思えます。でないと、上ばかり見て暮らすことになり、嫉妬や妬みや焦りや不満から永遠に解放されません。
 過去に色々ありました私ですが、こうしてフォト575という趣味に巡り合えてこの上なく幸せだと思っています。あの頃の生活を続けていたら、とてもそれ処で無く命をすり減らすような日々を今も送っていたでしょう。
 縁というものは不思議なものですね。還暦近くで知ったフォト575のお陰で、今はこうして多少でも笑って暮らせる日々を与えて貰えたのですから。

 「絶望は愚か者の決断である」と先代三遊亭円楽が言っていましたが、素直に頷けます。

 
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