FC2ブログ

12月例会 俳句   春旭

 皆さん今回の兼題「みかん」、身近にあり過ぎて難しかったとのこと。私も自分が作句するのに易しそうだと思い提案したのですが、甘い考えでした。提案者としてお詫び申し上げます。(汗のち苦笑)

 では、 そんな小生の写真付き駄句を

  みかんの喰い応え

  「留守居番箱のみかんの喰い応え」  春旭

 皆さん誰しもが、留守番のご経験がおありになることと思います。その時に、何かしら気を紛らわすようなものが無かった場合の無聊感といったらないですね。 
 「あれれっ!ついこんなに買い置きのみかんを喰っちゃったよ!」っていう駄句でした。だけど、作者としてはそこに留守番をしている時間の長さを詠んだつもりなのです。何しろ箱のみかんですから。
 ご存知のように、我が家は妻と娘達だけで頻繁に外出することが多いので、その実話からこの句が出来上がったとも言えます。親父の哀愁を含んだ句なんですよ。どなたもそう解釈して下さらないでしょうが(笑)

 余談ですが、今回の句会の俳句一覧を作者名を伏せて妻に選句させたところ、この「みかんの喰い応え」が一番情景が浮かんで面白いと申しました。(句の題材はあんたなのにね~)夫婦で感性が合ったと喜ぶべきなのかどうか小生迷いました。
 
 

Tag:例会  comment:4 

Comment

浩助 URL|
#- 2015.12.13 Sun10:02
春旭さま
端正な写真と合わせましたね。
文字のみかん色が浮き立ちますね。
句だけの時よりぐっと格調が高くなった感じです。
写真との相乗効果で句の世界が変わるという
フォト575の良い例でしょうね。

昨日、たまたまラジオで聞いていたNHK俳句の投句に
「葱を焼く留守居に酒をあてがわれ」というのがあり、
女房にうまく管理されている亭主の微笑ましい姿が想像され、
うまいな~、と大いに感心したものでした。

その例でいうと、春旭さんの場合は
奥様にみかんを「あてがわれた」のでしょうかね(笑)。



春旭 URL|
#- 2015.12.13 Sun13:19
 浩助さん、コメントをありがとうございます。

 NHK俳句の一句、まさに「おお!ご同輩」と声を掛けたくなりますな。
 男は、知らず知らずの内にこうやって飼い馴らされているのでしょうね。
 
 このNHKの句も今回の私の句も、俳句と川柳のギリギリの境界線に立っている様な気がしないでもありません。格調高くも無いが、かと言ってサラリーマン川柳とは一線を引いている感じというところでしょうか。人の日常生活におけるくすっとした軽みや笑いを詠むところに眼目があります。
 句に付ける写真ももっとくだけて、たとえば炬燵のテーブルに食べ尽した沢山のみかんの皮を撮った写真でもOKですが、これだと句が完全に川柳の領域に入ってしまいそうな気がして、敢えてこの写真を付けました。
 この写真ならば、句を読まれた方それぞれの留守番時の情況を彷彿させ易いと思いました。何も私の場合の様に妻や娘において行かれたとは限らず、親に言い付けられた子供の頃の留守番の思い出であってもいい訳ですから。
さちえ URL|
#St4TUToA Edit  2015.12.16 Wed10:50
 春旭さま、
  素敵なお写真が付きましたね。
  無聊を慰めるために箱のみかんを一つ二つ・・・三つ四つ。
  奥方のお帰りを心待ちになさっている旦那様の雰囲気です。
 
  その奥方が一番に選ばれたとのこと。
  箱のみかんが艶めいてまいりました~。
春旭 URL|
#- 2015.12.16 Wed12:18
 さちえさん、コメントをありがとうございます。

 俳句に付けた写真は懐かしい昭和の感じを出したくて、あるお宅の硝子障子を被写体に遣いました。昔の家には、こういう真ん中に透明なガラスが入った障子がありました。最近のお宅では、まず見掛けなくなりましたね。

 因みに家の妻の選句ですが、さちえさんの「またひとつ探しあぐねて蜜柑むく」を並選に採ったという事実も、この場をお借りして公表させて頂きます。
comment form
(編集・削除用):
管理者にだけ表示を許可
旬の花時計 V2
カウンター
プロフィール

銀座フォト575

Author:銀座フォト575
偶数月 第3日曜日 京橋区民館
写真に575を詠んで楽しむ会です

検索フォーム
QRコード
QR