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「朧」   春旭

 触角
  「触角で探る行く末朧なり」   春旭

 この作品は、一昨年の4月例会に出展した作品です。あの時はまだこのブログに作品を掲載させる知識がなかったので、今回「朧」繋がりで遅まきながらアップさせて頂きます。
 人には、自分の行く末がはっきりと見通せない場合が時としてあります。私にもかつてそんな時がありました。まさに暗中模索手探り状態。昆虫であれば触角だけが頼りの日々。そんな不安な気分を、我が家の窓から見えた近所の建築工事のクレーンを昆虫の触角に見立てて作品としてみました。


 そして、今回4月例会俳句兼題「朧」の写真付き作品

  母と呼ばれた占い師
  「朧夜や母と呼ばれた占い師」   春旭

 先が見通せないと人は弱いもので、 未知の力に頼ったりする場合もあります。占いなどはその最たるものですね。
 以前、占いがよく当たることで有名な「新宿の母」と呼ばれた占い師が話題になりました。
 私はお世話になったことはありませんでしたが、家の妻は独身時代に占ってもらったことがあったそうです。
 その際に「結婚をして幸せになれる」と鑑定されたそうですが、「ちっとも当らなかった」と妻は言います。
 私はあえて反論はしませんでしたが、「占いは、よく当たったんじゃないのかい?」と心の奥で呟きました。

Tag:例会  comment:2 

Comment

さちえ URL|
#St4TUToA Edit  2016.04.22 Fri20:44
 それぞれに相応しい写真が付いた「朧」ですね。
 朧にはあやふやな、不安定さを感じてしまう私ですが
 春旭さんのこの二句を読ませて頂き、ますますその感を強くしました。
 しかしながら、奥様への占い師の鑑定は、
 朧どころか確信に満ちた言葉だったようですね!
春旭 URL|
#- 2016.04.23 Sat17:59
 さちえさん、コメントをありがとうございます。

 今回の兼題「朧」は、ぼんやりとしたロマンチックな句が多かったですね。
 朧という言葉の持つイメージが、それだけ強いのでしょう。
 私も、先が見通せないという発想から、占い師のワードを引っ張り出して来るのが精一杯でした。
 タケウマさんの「祇園」とか彦阪さんの「夢二」とかを頭の抽斗から引っ張り出せるようになるには、一段の研鑽が必要なようです。
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