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6月例会俳句「鯉のぼり」  春旭

鯉のぼり
   「歓声を浮力となして鯉のぼり」   春旭

 6月例会俳句部門 兼題「鯉のぼり」に写真を付けてみました。
 銀座フォト句会は偶数月開催なので、どうしても奇数月の季語に今まで縁がありませんでした。そういった事情もある中、今回の「鯉のぼり」些か旬は過ぎてはいましたが、皆さんいかがだったでしょうか?

 「鯉のぼり」はポピュラーな季語なので、似たようなイメージを連想し易すい季語であったかも知れません。
 少子化問題・東京都知事の騒動等の時事ネタなど異色句も中にはありましたが、圧倒的に多かったのが鯉のぼりと風を詠んだ句でした。
 私もやはり風を詠みました。ただ、少しひねったのは風という文字を遣わず風を連想してもらうこと。ゆっくりと竿を昇って行く鯉のぼりが、徐々に風を受けて大空を泳ぐように翻ってゆく様子を表現しました。それを見上げる子供達から「ウワ~!」という歓声が上がったことは言うまでもありません。そして、その歓声を受けて鯉のぼりは一段と大空を泳いでいるように見えました。
 句会当日は、京子さんの「疾風を背骨と化せり鯉幟」、中村さんの「大利根の風を束ねる鯉のぼり」と風を詠んだ秀句が出されていて、拙句は一票も採れず完敗いたしました。ただ、後からいらしたタケウマさんに並選に採って頂けたのが、せめてもの救いでした。タケウマさんに感謝!(笑)

Tag:例会  comment:5 

Comment

幸恵 URL|
#St4TUToA Edit  2016.06.19 Sun18:33
 堂々と泳ぐ鯉のぼりのお写真が付いて
 まさに、下から仰ぎ見る人々の歓声を力としているようですね。
 「鯉のぼり」簡単なようで難しい兼題でした。
春旭 URL|
#- 2016.06.19 Sun20:10
 さちえさん、お褒め頂きありがとうございます。鯉のぼりだけで無く、小生も木に登りそうです。
 見たことも、経験したこともない季語を詠むのも難しいですが、あまりにもポピュラーな季語もかえって難しいものですね。以前の「おでん」や「みかん」のように、って結局碌な俳句が詠めない言いわけになってしまいましたね。(汗)
千賀子 URL|
#St4TUToA Edit  2016.06.22 Wed20:50
春旭さま
先日はお世話になりました。

雄大でのびのび泳いでいる鯉のぼりの素敵なお写真ですね。
お嬢様のですか?(おっと、失礼!)
もしお嬢様のでしたら、何と伸びやかで堂々としているお方であろうと
想像しました。
写真俳句のほうが合うものと、俳句が独立しているほうがいいものとが
あるように思います。
季語によるのでしょうか。
写真が句を引き立てることでしょうか。
そこを判断する面白さもこの会の魅力ですね。

あまりよいものが作れないのは、努力が足りないと思っている私ですが
皆様の熱意にいつも感激させられております。
春旭 URL|
#- 2016.06.23 Thu00:45
 千賀子さん、コメントをありがとうございます。
 お怪我の方も、大分良くなられたご様子で安心しました。

 「鯉のぼり」の写真は、正真正銘わたくし春旭の撮ったもので、娘の手助けは受けておりません(笑)
 写真と句の不即不離の匙加減。これでいつも頭を悩ませます。写真と句がお互い響き合い、その相乗効果が作品のクオリティーを引き上げると、分かっていてもこれがまた至難の業なんですな。
 この上記の作品などは、フォト575やフォト俳句的にはベタ付きもいいところで、高評価とはならないでしょうね。かと言って、句と余りにもかけ離れた写真を付けると、第三者には「なんのこっちゃ?」と理解されず不評です。
 上手く説明できませんが、例えばこの句にあえて鯉のぼり本体の姿は登場させず、地面や白壁に映った鯉のぼりの影とか、歓声を上げている人々のアップの写真を付けてみるとかすると評価が上がるかも知れません。
 要は、作る側と鑑賞する側のフィーリングが合うか合わないかの差でしょうね。その差がばっちりと合っていれば、今回の小生の鯉のぼりそのものの写真でも「いいね!」と言って下さる方が出て来る可能性もある訳です。
 作品の佳い悪いの基準も、努力云々よりも如何にフォト575に惚れているかという熱意の方に重点があるんじゃないかと思っています。
 フォト句会の例会で票を採れないとがっかりしますが、たまたま今回は皆さんとフィーリングが合わなかっただけと割り切ればいいんです。他のフォト句会やコンテストだったら、大絶賛されるかも知れないのですから。
 ということで、千賀子さん次回もフォト句会を愉しみましょう。
千賀子 URL|
#St4TUToA Edit  2016.06.24 Fri12:21
春旭さま
ご丁寧なコメントいただき、有難うございます。
まさにまさに、その通りと思いながら拝見いたしました。

春旭さんの鯉のぼりの写真と句はベタとおっしゃいましたが、
私にはどんぴしゃという感じで、写真俳句の方でしたら点をお入れしましたかも(笑)
つまり、人の感じ方はその人そのものですから、基本、「楽しむ」という
感覚が大切なのですね。

まだ楽しむ余裕のない私ですが、継続は力を信じたいです。
またよろしくお願いいたします。

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