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2月例会作品②   春旭

   ちちんぷいぷい
  「すり傷もちちんぷいぷい風の子ら」  春旭

 ノスタル爺フォト575の一編。
 昔は「子供は風の子」と言われましたが、あれは嘘ですね。子供でも寒いものは寒かった。現代のように暖房器具もそんなに普及していなかったし、ましてヒートテックなどという衣類もなかった。家の造作も安普請で、何処かから隙間風が入り込んで来た。間取りもそんなに広くなかったので、日昼帯に子供達に家でゴロゴロされていると大人たちには邪魔だったんだろう。そこで、「子供は風の子なんだから、外で遊んでな!」ってな訳で体よく家の外に追い出されていたんでしょうな。
 お陰であの頃の大方の子供達は、青っ洟を垂らして皹(ひび)皸(あかぎれ)霜焼けなどが体の何処かに出来ていましたね。句のすり傷なんてのはしょっちゅうでした。
 「それで平気だったのですか?」と今の若い人に訊かれますが、放っておいてもその内治り、まず医者にかかることはなかったですね。大概は「ちちんぷいぷい。痛いの痛いの飛んで行け~」の呪文で快癒させてしまったな。不思議にあのまじないは何故か効果があったなあ。

 写真は昭和記念公園で撮影。大きい葉っぱはガキ大将の兄貴分で、小さい葉っぱは子分の弟・妹と想像してみて下さい。あの頃の思い出がきっと甦って来る筈です。
 みすずさん、中村さん貴重な一票をありがとうございました。
 

Tag:例会  comment:2 

Comment

たんと URL|
#3.otP4Pg Edit  2017.02.28 Tue16:08
「すり傷もちちんぷいぷい風の子ら  春旭」
愉快な写真&俳句ですね。
何よりも「ちちんぷいぷい」が
「青っ洟を垂らして皹(ひび)皸(あかぎれ)霜焼けなどが…」とともに
とても郷愁を感じさせます。有難うございます♪
春旭 URL|
#- 2017.02.28 Tue18:43
 たんとさん、コメントをありがとうございます。
 あの頃の様な子供達は殆ど見かけません。もう、絶滅危惧種ですね(笑)
 それに比べて、今の子供達は清潔で端整です。反面、ちょっとやそっとではへこたれない逞しさが薄れて来たようにも感じます。
 何処かで聞いた話ですが、最近の過剰な抗菌、殺菌ブームが、かえってアレルギー性の病気を引き起こしている原因のひとつらしいです。抗体因子が減って、その分柔になってしまったのですかね。
 
 郷愁を感じて頂けてよかったです。たんとさんも、腰に玩具の刀を差したり、風呂敷をマント代わりに巻いて遊び回っていた一人だったと確信しています。
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