FC2ブログ

2月例会作品 ①②  春旭

 都会人にとって雪といえば、どこかロマンチックな印象を伴います。しかし雪国に住まわれている人にとっては、魔物のイメージかもしれません。豪雪のニュースを見るたび、雪国と都会人の雪に対するギャップを痛感します。
 そこで、カシャッと一句!

  相容れぬ仲
  「雪国と都会育ちは相容れぬ」  春旭
 
 都会人の雪国体験は、スキーやスノボなどのウインタースポーツ、温泉観光などの娯楽が一般的でしょう。変わったところでは、「雪下ろし体験ツアー」とか「地吹雪体験ツアー」なんていうのもありますが、興味本位の物見遊山の範疇で、本当の雪国の生活を体験したとはいえません。
 1月22日の降雪に関東各地では大雪、大雪と騒ぎましたが、雪国の人にとっては「あれで?」でしょうね。
 情けない話、私はあの日慣れない雪かきをして腰を痛めました。私のようなヤワな人間には、とても雪国の暮らしは無理ですな。(苦笑)
 みすずさん、この作品に貴重な一票をありがとうございました。




  凍鶴
  「母の手は凍鶴さへもとかしをり」   春旭

 日本人の手先の器用さは定評があり、中でも折り紙は世界中で驚嘆されているらしいです。日本の母から子へ、代々受け継がれて洗練された器用さのひとつかもしれません。外国の人からすると、何の変哲もない一枚の紙からあらゆる像を生み出す魔法の手のように思えるでしょうね。
 句の意味は、凍って死んだようにじっと動かない鶴も、母の手にかかれば折り紙の鶴となって命を吹き込まれて再び飛び立つというものです。
 皆さんご存知のように小生は不器用ですから、とても折り鶴は作れません。やむを得ず妻と娘達へ下請けに出しました。したがって、この作品は一家総出の家内工業生産で作りました。(汗)
 板見先生、この作品に貴重な一票をありがとうございました。

Tag:例会  comment:4 

Comment

幸恵 URL|
#St4TUToA Edit  2018.02.21 Wed21:04
春旭様
 今回も手の込んだ、物語性たっぷりの写真俳句を楽しませて頂きました。特に、凍鶴の方の撮影秘話には、ほのぼのとさせて頂きました。
 板見先生も仰っておられましたが、文字入れの場所や色がこの作品を一層引き立てておりますね。勉強させて頂きました。

 雪掻きの後遺症、もう大丈夫でしょうか。ご自愛くださいますように~。
春旭 URL|
#- 2018.02.22 Thu11:18
 さちえさん、コメントをありがとうございます。

 腰痛は、もう持病のようで20年以上の付き合いになります。普段は気を付けているのですが、ちょっと油断をすると魔女の一撃を食らいます。
「私を忘れちゃ嫌よ!」とまるで悪女の深情けのように、私に纏わりつくのです。(笑)この2,3年割と頻繁に顔を見せるので困っています。手切れ金を払ってもいいから早くおさらばしたい。(涙)
たんと URL|
#/LMPCG5A Edit  2018.02.28 Wed17:35
「雪国と都会育ちは相容れぬ」  春旭
たしかに、その傾向ありますね。
少しの雪で大騒ぎ?する都会で、ワタシなどもっとフレフレとはしゃぐ始末です。
でも、降れば降ったで雪掻きに大変な労力を強いられたり
電車が止まったりの騒ぎとなります。
豪雪地帯の方々にとっては申し訳ない気がしてくるところではありますね。

「母の手は凍鶴さへもとかしをり」   春旭
母親の深い愛情を感じさせる佳句と思います。
お写真の生まれた背景には春旭さんの奥様と娘さんの共同作業という
愛情溢れる作品もあったのだと心温まるものとなりました。
春旭 URL|
#- 2018.02.28 Wed19:24
 たんとさん、コメントをありがとうございます。

 今年の冬は、たんとさんのお句「日に幾度同じこと言ふ寒さかな」が、まさにぴったりでしたね。
 あの位の雪かきでも腰を痛めてしまう私などは、せっせと家庭菜園に勤しまれるたんとさんの真似は到底出来ませ~ん。(涙)
comment form
(編集・削除用):
管理者にだけ表示を許可
旬の花時計 V2
カウンター
プロフィール

銀座フォト575

Author:銀座フォト575
偶数月 第3日曜日 京橋区民館
写真に575を詠んで楽しむ会です

検索フォーム
QRコード
QR