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6月例会俳句   春旭

 今回の俳句は、「祭」の文字を句の何処かに入れ込むという兼題でした。
 さすがに、「歌謡祭」や「創業祭」とか奇を衒った句は無く、皆さん正攻法の「祭」で詠まれていましたね。
 「祭」の文字のイメージからか、選句・講評の時間がいつもよりも賑わっていたと感じたのは私だけではないと思います。

 それでは、拙句を写真付きでアップさせていただきます。

  喧嘩祭
    「飲み干して喧嘩祭の只中へ」   春旭

 「喧嘩祭」とは、神輿や山車などがぶつかり合う威勢のいい祭りの総称で、本当に殴り合ったり蹴り合ったりする祭りではありません。(中には、たまにヒートアップして行き掛り上そうなってしまうこともあるようですが)岸和田のだんじり祭などが有名ですね。

 句意は、今まさに喧嘩祭の只中へ入って行くその刹那の情況を詠んだものです。句の主人公の心の中には多少臆病風が吹いているのですが、浄めと気付けのお神酒をグッと一杯飲み干して、怯懦な性格を吹っ切って喧嘩祭の真っ只中へ馳せ参じて行ったのです。その後の主人公がどうなったかは、読み手のご想像にお任せします。今回の千賀子さんのお句のようになったのかも知れないし、あるいはもっと悲惨な姿になってしまったかも知れません。(笑)
 句に付けた写真は、祭り真っ最中のものだとベタ付きなので、大花火で代用しました。この大花火の真下で、勇壮な喧嘩祭が繰り広げられているとご想像下さい。
 この句は、思いがけず多くの方々に採って頂けました。幸恵さん、ふらりさん、みすずさん、悳子さん貴重な一票をありがとうございました。

Tag:例会  comment:2 

Comment

千賀子 URL|
#St4TUToA Edit  2018.06.21 Thu18:46
はい、このあと神輿を力一杯引き回し、他の神輿と小競り合いを繰り返し、お旅所ではまたまたお神酒とくれば、髪も乱れ足袋も裂けまする!
なんて、春旭さんとドラマを作り上げたような醍醐味を味わいました。最近は足袋が汚れる程度で裂けるは少し大袈裟ですね。祭りもだんだんお行儀良くなってきたように感じます。
句に想像力を持たせることは秀句の条件ですが、いつも春旭さんの句に物語を感じています。
春旭 URL|
#- 2018.06.21 Thu19:23
 千賀子さん、コメントをありがとうございます。

 今回の俳句は、千賀子さんと合作でドキュメント映画を撮った感がありましたね。(笑)当日の句会でも、両句とも臨場感があると皆さんからの講評を頂きました。共に喜びましょう!
 次回の兼題「ビール」は、板見先生からの出題です。千賀子さんのお句を愉しみにしております。次回の句も互いに、飲酒前、飲酒中、飲酒後を詠み合っていたりして・・・(笑)
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