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デビュー作   春旭

 遅くなりましたが、千賀子さんのリクエストにお応えして、小生のデビュー作を恥ずかしながらアップさせていただきます。

 駅前の花屋
  「駅降りてたまには良夫みなみ吹く」   春旭

 この作品は、フォト575倶楽部としてまだ独立した番組でなかった頃の作品です。当時フォト575は、NHK俳句の最後の方のワンコーナーであたかも間借りしているような扱いでした。もうその頃みすずさんなどはすでに常連で、小生などは一視聴者として羨望の眼差しで番組を観ていました。
 そして、何故かフォト575の魅力に嵌ってしまい小生も駄作を応募し続けていたところ、忘れもしない2008年7月月間グランプリに上記の作品を選んでいただけました。思えばちょうど今月は、小生にとって記念すべき10周年ということになります。
 *その時の板見先生の選評*
 「たまには妻に花でも買って行こうか」という男の少し華やいだ気持ちが、句との響き合いの中に感じられます。「みなみ吹く」は、男の照れ隠しですかね。

  板見先生、よくぞこの時拙作を採って下さいました。お陰で春旭という別の人格を得て、多くのフォト575作品を創作するという思いがけない愉しみを与えていただきました。改めて感謝申し上げます。

 フォト575は、この後NHKBs放送で単独の番組「カシャッと一句!フォト575」としてブレークすることになります。その際番組宣伝を兼ねてキタムラのギャラリーにてNHKとフォトカルチャー倶楽部共催の写真展を開催しました。そして、そのことがきっかけで銀座フォト句会が誕生するのですから、ご縁というものは不思議なものですね。

 ここで、笑い話をひとつ。
 この作品についての妻の感想「作り話だ!いい夫を装っているんじゃないの。いつ花なんかもらったことがあったかしら?」
 確かに、おっしゃる通りでした。そこで、この作品がNHK俳句の番組で放送された後、小生はこの写真の花屋で花束を買って妻に送りました。(本当ですよ!作り話ではありません)
 そこで妻の一言、「今度は、宝飾店の前で一句を詠んでみてね」
 私は、苦笑いするしかありませんでした・・・・。(-_-;)
 

Tag:未分類  comment:2 

Comment

千賀子 URL|
#St4TUToA Edit  2018.07.16 Mon21:39
まあ素敵な花屋さん!我が駅前にこのようなお洒落な花屋がないことが、
夫が買ってこない理由と納得することにします(笑)

この句の良さは、妻に感謝しながらも、花を贈るということに何故か照れてしまう日本男児、昔風男の情感が溢れています。でも思い切ってみたのですね。良い夫です!
却って宝石のほうが贈りやすいと言えるのかもしれませんが
女はお花が一番嬉しいのは覚えておいてくださいね(笑)

話が長くなりますが、先日テレビで昔の古い古賀政男ショーを放映していまして
「僕が心の夫なら~~君は心の花の妻~~」という歌詞を歌っているのを聞き感激しました。なんて美しい日本語でしょう!
心の夫、花の妻、深い美しい夫婦の愛を感じました。
どうせなら夫婦の愛の深さも体験したほうが生まれてきた甲斐があるというもの。
春旭さんは実感済みでしょうが、我が家はもう少し努力していかなければならないようです。

刺激を与えてくださる俳句を有難うございます。
春旭 URL|
#- 2018.07.16 Mon23:49
 千賀子さん、コメントをありがとうございます。

 4月例会に投句なされた千賀子さんのお句「春昼や花買ふ男ためらいつ」を、板見先生が春旭の句と推測されたのも無理は無かったでしょう?
 私の句に対して「僕も、この心情がよく分かるんです」と先生は、後日私に話されました。やはり先生でも、奥様に対して多少の負い目がおありと見えます。まあ、大概どこのお宅の亭主も、女房に似たり寄ったりの感謝の気持ちを口には出さず持っているものなんですよ。

 女性に贈るのなら花束が一番ですか、勉強になりました。

 話は逸れますが、千賀子さんが感激された古賀メロディーは、「新妻鏡」という映画にもなったかなり昔の懐メロです。霧島昇と二葉あき子のデュエットソングでした。千賀子さんはお若いから、きっと誰?その二人?でしょうねぇ(笑)
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