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ネットフォト句会作品

   雪女郎

         女郎消ゆ冬には冬の華咲くと

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Comment

耕人 URL|
#- 2019.01.25 Fri23:02
耕人選:写真にまず惹かれました。少しの陽射しで溶けだしてしまいそうな春先の儚い牡丹雪。…ということは真冬の酷寒を我が世とする〝雪女郎〟はそろそろお暇(いとま)の季節。句からどこか盛りを過ぎた者の淡い諦念が感じられるのはそのせい? わたしはもう消えてゆくけれど冬に咲く華をおぼえていてね、といったところだろうか。空間のなかに小さくモノローグのように扱われたフォントのサイズが、とても作品の内容に合っていますね。
ミズキ URL|
#- 2019.02.02 Sat11:59
こんにちは。作者のミズキです。

この写真は昨年末に那須に旅行に行った際に撮影したものです。当日は、雪がしんしんと降り続いており、木の枝に積もった雪がまるで花のようだと感じました。
その後、作品製作に際し、この写真を眺めているうちにちょっとした物語を思い付きました。テーマは雪女。妻として一緒に暮らしていた雪女が、男のもとを去った後のお話です。

二人が一緒に暮らしていた頃、男は庭の木に対し、よくこんなことを口にしていた。春は桜、夏は青葉、秋は紅葉と楽しませてくれるが、冬は何にもなくて寂しいなと。
雪女が去った後の寒い冬の日、男がそんなことを思い出していると、ふと庭の木が目に入った。
「おぉ」
男は気づいた。枝に積もった雪がまるで白い花のように美しく咲いていることに。そう、冬にだって、冬の華が咲くのだ。雪女がそのことを教えてくれたようだ。

いかがでしたでしょうか。また、私の拙い小劇場に付き合っていただきありがとうございました。
また、この作品に板見先生、貴重な一票をありがとうございました。
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