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2月例会俳句部門(ネット)結果  春旭

 諸般の事情で休止となった2月例会は、皆さんのご協力のお陰でネット上ではありましたが、通常の句会同様盛り上がることができました。
 あらためて、御礼申し上げます。
 また、ふらりさんには何かとお手数をおかけしました。大変感謝申し上げます。

  <2月例会(ネット)/平成31年2月 投句11名>
   [兼題=当季雑詠(冬)] *順不同(敬称略)/カッコ内 特➡特選 並➡並選 獲得票数及び選者名

 もてなしの何もなけれど燗の酒・・・みすず
 鎮魂の曲となりゆく虎落笛・・・春旭 (特1 ふらり選 並2 舜規・たんと選)
 花言葉一つ覚えて春隣・・・彦阪 (特2 春旭・たんと選 並2 悳子・耕人選)
 水仙の売り娘に母の国訛り・・・悳子 (並2 千賀子・タケウマ選)
 凍空を昇る煙に別れ告ぐ・・・ミズキ (特1 舜規選)
 一人立つ棚田の駅に風花す・・・ふらり (特2 ミズキ・タケウマ選 並2 春旭・みすず選)
 読み止しの詩より濤音冬籠・・・タケウマ (特2 千賀子・耕人選)
 幽明の境の如く薄氷・・・耕人
 つつましく老ひて余生は冬日和・・・舜規
 冬ざるる独りの庭のもぐら塚・・・伊都子 (特2 悳子・みすず選 並1 ふらり選)
 春の紅あの日の母は何処へと・・・千賀子 (並1 ミズキ選)

 ●今回石田さんのお名前は、選句投稿の舜規名で表記させて頂きました。
 
 以上2月例会(ネット)俳句部門の結果を掲載しました。

 *次回4月例会の兼題は「当季雑詠(春)」です。皆さん、今の内から頭をひねっておいて下さい。今回以上の秀句の数々を期待いたしております。
 *2月例会(ネット)フォト575作品への選句につきましては、追って当ブログに掲載させてさせて頂きますので、引き続きご協力をお願いいたします。

 *各句に対しての感想や作者による句意など、コメントを頂けましたらと思います。何でもご自由に下記のコメント欄よりお書き込み下さい。
 

Tag:例会  comment:10 

Comment

春旭 URL|
#- 2019.02.26 Tue00:35
 今回も彦阪さんのお句を採っていました。「花言葉」いいですね。
 
 ふらりさん、映画監督の才能もお持ちなんですね!また、拙句「虎落笛」のなる(成る・鳴る)の小細工を見事に見抜かれてしまいました。(苦笑)
 
 千賀子さんのお句は、意味深でしたね。その日母上はお化粧をなされてどちらへ行かれたのでしょう?娘の知らない母が、そこにいたというところでしょう。どこかミステリアスな句でしたね。最後まで、採ろうかどうか悩みました。今回は、持ち票3票にして欲しかった。
ふらり URL|
#- 2019.02.26 Tue00:39
春旭さん

ネット句会の取りまとめ、ありがとうございました。

また、拙句
一人立つ棚田の駅に風花す
に、特選をいただいたミズキさん、タケウマさん、そして並選の春旭さん、みすずさん、有難うございました。

この句は、以前行った篠ノ井線の姨捨駅での模様を詠んだものです。
姨捨駅はホームから田毎の月で有名な棚田を見下ろすことができるのですが、無人駅で人気もないとことに風花が吹いてきて、美しさと同時に感じた自分一人いる寂しさのようなものが、出ていれば良いのですが。

有難うございました。
千賀子 URL|
#St4TUToA Edit  2019.02.26 Tue19:27
ミズキさん、選んでいただき有難うございます。若き日の母は化粧を忘れず、今の構わなくなった姿に遠い日を見るような、、、
と、想像していただいたようですね。ミズキさんの優しさ、清らかさを思います。

しかし、お父様の春旭さんの読みが私の真意でした。
母でありながら、垣間見る女としての母を感じた瞬間を記憶している。
受け入れがたい感情ではあるけれど、それは人間を客観的にみる自分を育んでくれたのかもしれません。
しかし、俳句は素直に平明に、を旨とする私としては少し捻りすぎ、作りすぎと言えますね。
悳子 URL|
#- 2019.02.26 Tue22:43
春旭さま
ふらりさま
ネット句会の手筈をありがとうございます。
 水仙の売り娘に母の国訛り
千賀子さんの楽しい講評とタケウマさんの「声」を感じて頂けたとの事
有難うございました。

亡母は福井県武生出身で結婚後は北海道、東京での生活が長かったのですが、
伯母や幼友達と電話でのお喋りは福井弁(武生弁)。イントネーションが独特で
真似は出来ませんしドラマで福井の言葉が出ても「この人違う!」と感じます。
亡くなって随分時が経ちましたが物産展で「ほやほや、ほやって~」耳にした時
 これぞネイティブ武生!思わず振り返ると越前水仙が大きなバケツに一杯。
若い売り子さんの笑顔に思わず母に会えた様な気が…。

ミズキ URL|
#- 2019.02.27 Wed10:53
 ふらりさま、今回のネット句会ではご尽力いただきありがとうございました。
仕事の関係で定例の句会には参加できませんが、こうしてネットでの句会を開催して頂けて、私も参加することができ楽しかったです。
 
 「凍空を昇る煙に別れ告ぐ」の句意は、先月祖母を亡くし、火葬場を訪れた際に火葬場の煙突を昇る煙が亡き祖母の最期の姿のような気がして、煙に向かって別れを告げた光景を詠みました。
 石田さん、この句を特選に選んでいただき、ありがとうございました。


 千賀子さま、あの句の真意はそういうことだったのですね。私もまだまだ人生経験が浅いのかもしれません(笑)でも、こうして詠み手によって、いろいろな解釈の仕方ができるので、俳句は面白いですね。

ふらり URL|
#- 2019.02.28 Thu01:22
ミズキさん

有難うございます。
ネット句会もネットフォト句会も、お父様に尽力いただいて、始めることができました。
少しずつでもこの方式が定着して、ミズキさんや定例会に出られない方も、作品を発表できる機会が増えれば良いと思います。
こんごとも、宜しくお願い致します。
耕人 URL|
#- 2019.02.28 Thu19:12
みすずさん
燗の酒さえあれば、それで充分。あとは炙ったイカだけで…(笑)。
これが大人のもてなしというもの。何となく艶歌調で好きな句。

春旭さん
句のとりまとめ、お疲れさまでした。
御母堂のことでしたか…。ただでさえ心に切ない虎落笛、寂しさもひとしおですね。

彦坂さん
このリズム、この軽み、このお洒落感、やはり作者は…でしたか、という感じ。
何の花かは語らずに、読み手の心に好きな花の色を浮かべさせるテクニックの妙。さすが…。

悳子さん
やはり母上の御里は福井ですか。水仙から北の海が連想されますね。柔らかい優雅な言葉なんでしょうね。僕のよく行く房総も水仙が有名ですが「…だっぺ」ですから(笑)。

ミズキさん
「凍空」が効いてますね。冷たい空に立ち昇っていくお祖母ちゃんを気遣う気持ちが切なく伝わってきます。

ふらりさん
姨捨の棚田でしたか。ここのフォトコンテストの審査何度かやったことがあります。そういえば駅舎も魅力で、田からも近いのですよね。一人立つふらりさんが、健さんみたい。

タケウマさん
文句なしに特選に頂きました。机上の一冊の詩集から波濤の音…。いいですね。冬ごもりならではの孤独感がしみじみ。詩は、金子みすゞの「大漁」? それともランボーの「酔いどれ船」? それとも…?

舜規さん
「つつましく老ひて…」とは、なんと美しい言葉でしょうか。そうでないご老人を見るにつけ、この句のように生きたいと切望する今日この頃。キリッとした下五に、穏やかな日は厳しさの中に挟まれていてこそ有り難く感じる、という真理を再発見させてもらいました。

伊都子さん
上五中七までは暗く寂しい感じですが、下五の「もぐら塚」へ来て、なんだかモグラ叩きを連想して少しホッコリするのは僕だけ? 楽しそうですよね、ひとりモグラ叩き。でも「土竜打」となると、新年の季語になっちゃいますね。

千賀子さん
やはり女の子は、そんな母親の姿に敏感なのですねー。男はガキの頃から、ボーっと生きてるから(笑)、こんな句に出会うと、ハッとして少しドキドキ(いまさら)。写真俳句にするとすれば、どんな写真が合うかな。赤いネイルのアップ? 光と影を効かせたハイヒール? …我ながら陳腐(笑)。

いま唐突に思い付いたのだけど、年に一度くらい、有名な俳人の句を選んで(できればみな一緒に同じ句で)それに写真を付ける、という試みをやってみませんか? 昔BSの番組でやったのだけど、先句後写というやつ。大変だけど勉強にはなりますよ。また飲み会のときにでも相談しましょう!









ふらり URL|先句後写について
#- 2019.03.01 Fri12:02
板見先生

それぞれの句に、温かいコメント有難うございます。

名句に写真をつける、面白い試みだと思います。
私は先写後句ですので、どうしてもいわゆるベタになりがちですので、
句と写真の距離感を勉強する良い機会かと思います。

春旭さん
板見先生の提案の件、具体的実施方法等検討いただけませんでしょうか。
最初はとっつきにくいかと思いますので、選句(選写)無しの勉強会的な形でスタートするのもありかなと思いますが。
春旭 URL|
#- 2019.03.01 Fri19:41
 板見先生、各句に対してのコメントをありがとうございました。
 耕人さんへの選評が抜けているようですが?どんな句意だったのかな?(笑)

 カシャッと一句!フォト575での「名句に私のベストショット」の再現ですね。4月例会で皆さんと一緒に検討しましょう。

 ふらりさん、あの番組ではこのコーナーが一番投稿数が少なかったそうです。難しい上に、名句が余りに有名で偉大過ぎて、なまじの写真では位負けするからだろうと当時のNHKのスタッフが言っていました。その所為か、途中でこのコーナーはカットされてしまいました。
 そんな中でも、みすずさんが一茶の句「痩せ蛙負けるな一茶これにあり」で見事殿堂入りを果されています。確か京子さんも得意分野で、結構入選されていたと思います。
 最初は戸惑い苦労するかと思いますが、意外とハマるかも知れませんね。一度、奇数月のネット句会で試してみる手もありますね。皆さんから、どんな反応があるでしょう?
ふらり URL|
#- 2019.03.02 Sat00:40
春旭さん

そうですね。
先ず課題句を読んで、理解咀嚼して、画像イメージを作り、それに合った被写体を探し、綺麗に切り取る、という工程になるでしょうから、かなりハードルは高いでしょうね。
皆さんの、ご意見も聞いた方が良さそうですね。
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