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2月例会作品

  死神嗤う
  虎落笛死神嗤う灯のゆらぎ
 (もがりぶえ しにがみわらう ひのゆらぎ)

Tag:ネットフォト句会作品  comment:5 

Comment

 みすず URL|
#- 2020.02.26 Wed10:36
みすず選

虎落笛の音を聞いたのは姉のくも幕下の手術中の病院の廊下
でした、風の強い夜で「ひゅ~ひゅ~」という不気味な音、
句の「死神嗤う」でその時の不安な気持ち、あらゆる神様に
祈って過ごしたあの時の心の中をずん!と揺らした作品です。
たんと URL|
#/LMPCG5A Edit  2020.02.29 Sat17:04
たんと選:
不気味な音の聞こえてくる闇の夜、身体を小さくしてひたすらに通り過ぎるのを待つしかありません。「灯のゆらぎ」が不気味に揺れているのを見るたびに「死神」が「嗤」っているかのように聞こえてきます♪
ミズキ URL|
#- 2020.03.02 Mon19:23
この作品の作者はミズキでした。みすずさん、たんとさん貴重な1票をありがとうございました。

先日、ある舞台を鑑賞しました。ドイツの詩人ゲーテが手掛けた「ファウスト」を原作としたこの舞台は、この世での全ての欲を叶える代わりに悪魔に魂を売るという内容でした。悪魔に魂を売った主人公は、地獄で苦痛を味わい続けなければならず、舞台終盤で描かれた最期の日は、本当に恐ろしい場面で、背筋が凍るような感覚でした。この場面を描こうと、作品の設定が決まったところで、次は写真です。
今回使用した写真を見た時、子供の頃に観たグリム童話を思い出しました。そのお話の中で、人の寿命が、死神が管理する蝋燭の長さに連動しているという設定がありました。ちょうど写真に写るキャンドルが、短くなった蝋燭に辛うじて火が灯っているようだったので、死神が人の死を今か今かと待ち受けているような感覚を受け、この写真を使うことにしました。
季語としては、ヒューヒューと不気味な音を立てる風が今にも蝋燭の火(命の火)を消してしまいそうな雰囲気を出したくて虎落笛にしました。
私にしては、珍しくホラーテイストの作品となりましたね。でも、こうして芸術鑑賞した結果が作品に表れるのであれば、インプットの作業もすごく大事なのだと気づきました。
耕人 URL|
#- 2020.03.02 Mon22:33
古典落語の「死神」にしては洒落た設定だなと思っていたら、ゲーテからグリム童話に至る死神のイメージでしたか。いずれにしても消えかかる炎の揺らぎがうまく捉えられていますね。人の命を儚いロウソクの火に重ねる感覚は西洋東洋ともに変わらないところが興味深いです。
ファウストも怖いと思いますが、三遊亭圓生(6代目)の「死神」も怖いですよ~。昔、最後のサゲで、笑いながらブルったことを覚えています。その辺はお父さんが詳しいので、お聞きになるといいでしょう。
ミズキ URL|
#- 2020.03.03 Tue19:09
板見先生、コメントをいただきありがとうございます。
落語に死神をテーマにしたものがあるとは知りませんでした。そして、笑えるものだけが落語ではないのですね。今度父に聞いてみようと思います。あ、でもまた、得意気に落語家口調で、説明してくる様が今から目に浮かびます(笑)
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